相談に対する対応について

  ≪相談に対する対応について≫

 

                            松葉 孝宏

申告と経営

私どもは、税金の申告をしています。

しかし、その過程で会社の財務諸表を確定する作業のお手伝いをするなかで、「経営」に関する相談を受けます。

それは多くは、

 

1.経営を続ける上で、法人税・消費税はもとより相続税や贈与税、さらにはみなし譲渡所得やみなし贈与等の税法独特の解釈があるため、会社や個人が不利益をこうむらないため

2.他社と比較して自社の強みと弱みの確認。

 

と思われます。

「経営」とは何か

ここで「経営」とは何かという事で国語辞典を開いてみると、

 

1.方針を定めて

2.組織を整えて

3.目的を達成するよう持続的に事を行う事

とあります。

 

すると我々が専門的に受ける相談は(雑談の範囲内での相談はあるでしょうが)23ではなく、方針を定めるときの相談の確立が高いです。

「結論が出てその後(止めるという判断も含めて)達成されなくてはならない相談である」という前提で、この文章を書きます。

 

「結論が出てその後(止めるという判断も含めて)達成されなくてはならない相談である」

まず、回答側の状態を分けますと、それは二通りあります。質問から~

 

・結論まで見通せる場合

・結論が見通せない場合(この場合にはアイディアを出すことになります。)

そして質問者側の状態を分けますと3通りあるように思います。

 

・アイディアを求めている相談者

・結論求めている相談者

・一緒に考えたい相談者

専門的な話ですから、全面的に信頼をしていただいていた方がスピーディーに事が運ぶことが多いです。

結果としてうまく行くように進めるのが我々の仕事です。

ですから、質問する場合には、今どういう状態なのだろうかと考えていただきたいと思います。

つまり、相手に考えさせたいのか、自分で考えたいのかです。

例えば両手を揚げて相談している場合で、しかもこちら側は結論まで見通せてしまった場合はどんどん事を進めてほしいのですが、「やっぱり・・・じっくり考える・・・」と言えば、綺麗には聞こえますが時間ばかりが経過して、お互いにろくなことがありません。

また、最初は「アイディアを求めている人」だったはずがいつの間にか「一緒に考えたい人」になっている場合もあります。

 

相談前に考えてほしい事

我々に相談をする前に、落ち着いて

 

・どういう相談なのかという事はもちろんですが、

・今回求めているのはアイディアなのか、結論なのか

 

という事を決めておいてください。

我々に相談するという事は、義務として次に「(やらないという判断も含めて)『行動』」が伴うという事をご理解ください。

 

うちのクライアントがおっしゃっていました。

 

人生のうちの最初の20年間は親に育ててもらう。

最後の20年間は年金で生活する。

 

ということは人生の半分しか自分で生活できない。ということになります。

この間にどれだけ沢山の経営判断をしたかが重要になります。

どうぞ、今後とも悩んでいるときにはぜひ我々にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

回答側

相談者側

 

結論が見えた場合

結論が見えない場合

アイディアを出してほしい

◎議論を進めるうちに結論が出る。

◎議論を進めるうちに結論が出る。

結論を出してほしい

◎全面的に信頼すれば結論として失敗はしたことがない。

×議論だけで終わってしまう。他の◎に持っていく必要がある。

一緒に考えたい

△議論だけで終わる可能性もある。他の◎に持っていく必要がある。

△議論だけで終わる可能性もある。他の◎に持っていく必要がある。