税法を理解する上で邪魔なもの

ある物まねタレントさんが言っていました。
「物まねをするのに一番邪魔なのが自分の声だ」

今から書く事は事実です。しかし普通の人が読めば「変」と言われるかもしれません。
内容は税法です。本当なのに「変」と言われるのです。

最初にお断りします。下記に書く事は事実ですが、これを知ったからと言ってハイレベルの知識を持たないと痛い思いをするだけですから理解してください。それでは始めます。
税法・・例えば所得税・法人税・消費税・相続税各法には①申告しなさい。と書いてあります。
②税金を払いなさい。と書いてあります。③遅れてはダメですよ。と書いてあります。言われっぱなしです。それどころか④必要なら調査するよ。と書いてあります。この調査は任意だけど断ったら懲役又は罰金だよ。と書いてあります。もう可哀想です。おかげで税務署員は横柄です。納税者は卑屈です。税務調査なんて言ったら嬉しくもないのに(早く帰ってもらいたいから)ニコニコ愛想よく手伝ったりします。コピーのお手伝い等するようです。税務署員は「これだけ見逃してやっからこれだけ払え」みたいな事を言うそうです。これを聞いて「あ~良かった」「いい人で良かった~」等と言って終わり。これっておかしいのですよ。当たり前ですが民主主義のもとでは税務署員と納税者は対等です。ここで間違うのが我々の悪い癖です。
冒頭の話に戻りますが、税法を読むうえで自分の声と同じくらい邪魔なものがあります。
それは「勘違いや思い込み」です。

この勘違いを直すと税務調査が見えてきます。
細かい説明は物凄く長くなるので省きますが、もし私が税務調査官だとすれば、「どうすれば税務調査が出来るのかわかりません」(注・・・もちろん適正な手続きや書類を提出している場合に限ります。顧問税理士さんに相談してください)

税務調査は税務署員が間違った解釈を国民に押しつけているから存在するのです。必ずどこかに「納税者の協力(もちろん法律には書いていません)」という言葉を付けなければ仕事ができないのです。

法律をきちんと当たり前ですが法律の通りに解釈する事です。

昔から「3年に1回とか5年に1回は税務調査に来る」という恐ろしい勘違いがあります。

ではここであなたの勘違いをテストします。

質問
法人税・所得税・消費税・相続税の税務調査で税務署員が納税者の了解を得て帳簿書類を税務署に持って帰った。税務署員は預かり証に印鑑を押して置いて行った。・・・これは合法か非合法か

回答 普通の人は合法と答えるのではないですか?  これは非合法・・法律違反です。法律をそのまま読むと、持って帰ってもダメ、コピーもだめ。と読めます。
読めるからと言ってこれを税務署員に主張できますか?ちなみに私は法律通りにやっています。税務署員がコピーを送ってくれと言ったら持って行って見せてい ます。「上司に見せるからコピーをくれ」と言われたら残念ながらダメと言うわけです。今のところ全ての税務署員が最初は驚きますが、お互い税法で生きてい る人間同士です。きちんと理解してくれます。

くどい様ですが、法律を法律の通りに解釈するのです。
憲法第76条 に「すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される。」とあります。

税理士は税法においてそういう仕事をしています。