5年に一度は退職金で節税
会社を作る目的は
@ 会社を大きく(物心両面で)育てていきたいから
A 生活のため
B 節税のため
C @からBの組み合わせ
ほかにもあるかもしれません。とにかくBの話をします。
「節税は率である」とは何を隠そう私の持論ですが、率が低いほど税金が安いわけです。税金は平等でしょと皆さんおっしゃいますが、全員平等ですが、所得の種類によってはかなりばらつきがあります。
難しい話になりますが、、所得税は所得をその性質から10種類に分けています。
@ 利子所得A配当所得B不動産所得C事業所得D給与所得E退職所得F山林所得G譲渡所得H一時所得I雑所得
ですが、それぞれ税金の高いものと低いものに分かれます。
税金の高いもの
@配当所得A不動産所得B事業所得C給与所得D短期譲渡所得E雑所得
税金の低いもの
@ 利子所得A退職所得B山林所得C長期譲渡所得D一時所得
ちなみに税率にあまり開きの無い法人税は高いほうに含まれます。
こうやってみると、「労働に対する所得」は税金が高く「労働にあまり関係が無い」所得は税金が低いというように見えてきます。ものを持たない人は、労働をするしかないわけですが、税金が高くては困ります。労働に対する所得は、事業所得、給与所得、雑所得、退職所得となりますが、ここで退職所得がクローズアップされてきます。
「労働」なのに低税率
具体例で考えて見ます。
報酬が年1,000万円の人が、給料でもらった場合と退職金でもらった場合の比較です。
所得控除が38万円の基礎控除だけだとすると、
@ 給料だと所得税1,154,000円住民税661,100円で合計1,815,100円
A 退職金だと所得税630,000円住民税342,000円で合計972,000円
とほぼ半額です。
これはなぜかというと答えは簡単で、退職金のほうは税率を掛ける直前に1/2にしているからです。
参考 課税退職所得金額=(退職金の支給総額−退職所得控除額)×1/2
じゃーみんな退職金でもらえばいいじゃん。退職金だったら社会保険料もかからないしー、という声が聞こえてきそうです。
全くその通りです。
だから退職金制度を有効に使いましょう。