相続税なんていらない
株式公開がブームということで、うちの事務所の関与先にもちらほら公開準備に入った会社が出てきました。株式公開のメリット・デメリットはともかく、今日は税金の話です。
ある頑張り屋のAさんが長年の夢である新規公開を果たしました。その後も頑張って自分のシェアを50パーセント近辺に保つために、勤勉に働きました。自分の持ち株も手放さずに大往生を遂げられました。 いきなり相続税です。
上場株式の相続税の評価額は時価です。
税率は3億円超は50パーセントだから50パーセントくらい納税又は物納する可能性があります。 折角守ってきたシェアが半減します。ここに相続税の無い国の資本ががさっと買っていくかもしれません。純粋な日の丸で戦えといわれても難しいですよ!
昨日三木義一先生の書かれた「日本の税金」(岩波新書)を読みました。その6ページを見ますと、国税・地方税のうち大体半分が所得税・住民税・法人税で消費税が16%くらいで、それに比べて相続税はというと1.8%でした。いるんですかね。相続税。
消費税は現在5パーセントで全体の16%ですから消費税1%当たり税収の3%程度(16÷5≒3)となり、消費税0.6%上げれば相続税はいらないことになります。
いらないですよねー。相続税!